ウィルスの流行で最近リモートワークを始められている方は多いと思います。
私自身、最近は家での作業が多くなりましたが
今まで職場で仕事をしていた人にとって、
ひとりっきりの作業はうまく進まない人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなリモートワーク初心者方向けに
作業を集中して進めるためにおすすめの対処法を7つご紹介します。
どの方法にもいえることですが、集中するためには「シングルタスク」を意識する必要があります。
シングルタスクにするというのは常にひとつの作業だけを行うということで
例えば「子供の世話をしながら仕事をする」「動画を流しながら作業をする」といったやり方では
深い集中を得ることは難しいはずです。。
家庭環境はそれぞれですから、仕方のない場合もあるかもしれませんが
普段マルチタスクになっている人は、まず「どうしたらシングルタスクにできるか」
を考え対策してみてください。
それだけでもだいぶ集中のしやすさが変わるはずです。
「シングルタスクで作業してるけど集中できない!」
という方は以下に示す方法を試してみてください!
人それぞれ合う合わないがあるはずなので
気になった方法からやってみましょう。
もちろんすべて試してみるのもOKです!!
あなたにおすすめ
今すぐに集中するための環境の作り方5選
【飽き症でお困りの方】モチベーションを持続させる方法6選
【やる気がでない。。】やる気を上げるおすすめ行動6選
- リモートワークでも集中できる
- より効率よく作業が進められる
目次
その日やる作業の明確化と優先順位を決める
「そんなの当然しているよ。。」
というかたもいるかもしれませんが、
集中において作業の明確化はとても重要です。
大切なのはできるだけ考えずに作業できるところまでやることを整理すること。
- 記事を書く
ではなく
- 記事のタイトルを考える
- 記事の目次を考える
- 記事の内容を書く
- 構成及び文章の見直しを実施
といった具合に、「次は何をしよっかな??」という時間が少なくなるように考えてみましょう。
また作業に優先順位をつけることも大切です。
優先順位をつけることで「今はこの作業をやるべき!」と自分に認識させることができます。
これをしないと「他の作業はやらなくて大丈夫かな。。」
と脳が気を利かせて?常に考えているような状態になってしまいます。
つまり作業はひとつしかしていないのに、頭が勝手にマルチタスクを実行してしまうんです。。
優先順位はいつも意識し、「この作業をしていていいんだ」と自分に教えてあげましょう。
作業の明確化には古くから使われている「アイビー・リー・メソッド」という方法があります。
やり方については別記事にて紹介しているのでよければ合わせてご覧ください。
次におすすめ
【タスク管理】最速で残作業を終わらせる!アイビーリーメソッド
作業用スペースを確保、固定する
あなたは普段どこで作業をしていますか??
「集中したければ環境を整えろ」というのはどの本を読んでも共通して記載されている対処法です。
仕事に限らず集中したいときには「集中するための場所」を決めておきましょう。
特に意思が弱く誘惑に負けやすい人はぜひ試してみてください。
同じ場所で作業を繰り返すことで意識レベルで「ここは仕事をするための場所なんだ」と刷り込むことができます。
例えば「ベッドの上で本を読む」「仕事用のデスクでゲームをする」なんてのはNG。
それぞれ専用の場所を作りましょう。
問題は効果を実感するまでに一定の時間が必要なこと。
意識レベルまで落とし込むことは1日ではできません。
一般的に習慣を身に付けるためには簡単なものなら2週間、
複雑であれば60日以上必要とも言われています。
「継続するのは苦手。。」
というかたは習慣を身に付けるためのテクニックを
以下の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
次におすすめ
スマホはみない(物理的に)
家で作業をしているときにスマホはどうしていますか?
「机の上に置いてるよ!」
という人が結構多いのではないでしょうか。
職場でもデスク上に置いている人を多く見かけますが
「集中」という点において机の上にスマホを置くことはマイナスであることがほとんどです。
何度も言っていますが集中の基本は「シングルタスク」です。
スマホが見える位置にあるだけで
「通知は来ていないかな。。」
「ゲームがやりたいな。。」
「昨日の動画の続きが早くみたい!」
など作業とは関係のない思考が次々と襲ってきます。
そのたびに「いかんいかん!頑張って仕事しないと!」なんて思ってたら
集中なんて続くはずもないし、いつか誘惑に負けてスマホをいじり出すでしょう。
ではどうするのかというと
「物理的にスマホが視界に入らない」ようにしてください。
おすすめは「席を離れないと触れない場所に置いておく」ことです。
別の部屋に置いておく、玄関に置いておくといった具合ですね。
なぜ離れた場所がいいかというのは以下の理由からです。
- 人は物理的に近いものに親近感を覚える
- スマホを触りたいと思ってから「一手間」必要になる
これは悪い習慣をやめたいときに使うといいテクニックでもあるので
スマホ依存気味の人にも使える方法です。
もし「それでもスマホを見えない場所に置いておくのは不安。。」という方は
デスクの中にしまう、中身が見えない箱を用意して入れておく
といった方法から試してみてください。
PCの通知は切り、確認する時間を決めておく
リモートワークのメリットであり、かつデメリットにもなるのが
「人と関わる回数が減る」ということです。
普段人に頼ってしまうことが多い人や、上司が適切な指示をだしてくれない人にとっては、
すぐに質問や確認をできない状況はデメリットといえますが
よく質問される人や余計な仕事をさせられるような人にとっては静かに作業ができる良い環境といえます。
しかし、普段質問されるような人はリモートワークになっても電話やメッセージがよく飛んでくるでしょう。。
仕方ないといえばそれまでですが、せめて通知はオフにして
確認するための時間を設けるようにしてみてください。
通知がくると当然その度に集中は途切れます。
そして一度途切れた集中はもう一度集中するまでに20分以上もかかるという研究もあり
対応が終わったからといってすぐに同じペースで作業を再開することはできません。
でも実際問題、通知を無視することなんてできないよ。。
というのもわかりますが、リモートワークをしている人が本当に緊急対応が必要なことなどそうはないはずです。
予定表にメールチェックの予定を入れておく
本当に緊急で対応が必要な場合のみ電話するよう伝えておく
緊急用の連絡手段を別途用意しておく
上記のような対策を少しずつ実行して、余計な通知はできる限り減らすよう行動してみてください。
ポモドーロテクニック
ポモドーロテクニックは集中するためのテクニックではなく
「集中を持続させる」ためのテクニックです。
「作業を始めても10分したら他のことをしてしまう」
「一度集中が切れるとなかなか戻ってこれない」
といった方にぜひ使って欲しい方法です。
やり方は簡単で、作業する時間と休憩時間を決めて
その時間通りにサイクルを回していくというもの。
基本は「作業:25分」「休憩:5分」のサイクルを3〜4セット回してみてください。
3〜4セットしたら10分程度の休憩をとり再度サイクルを開始する、といった具合です。
時間やサイクルはあくまで目安で、25分が長いと感じるのであれば15分でも構いませんし
5分も休憩がいらなければ3分でも問題ありません。
大切なのは以下の3つ。
- 時間通りに行動すること
- 休憩前後で作業を変えないこと
- 休憩時間に別の作業をしないこと
キリが悪いからといって作業の時間を延長してはいけません。
むしろキリの良いところまで作業をしてしまうと、脳が満足して集中を切ってしまうので
「あ〜あそこまで終わらせたい!」と思うくらいがちょうどいいです。
また休憩時間にスマホをいじる、別の仕事(メールチェック等)をする
休憩前後で作業を変えるといった行動もNGです。
あくまでひとつの作業に対して集中を途切れさせないためのテクニックなので
別の作業をしたり考えるとあまり効果はありません。
習慣でできる行動(トイレやストレッチなど)をするか
少し横になって体を休めるといった時間にしましょう。
個人的には瞑想がおすすめです。
5分でも実施することができるので、興味があるかたは調べてみてください。
意識の高い集団の中に身を置く
最近はカフェ等で仕事をする人の姿がよく見られるようになりましたよね。
「あんなのカフェで仕事してる自分カッケーって思ってるだけやろ」
なんて声もありそうですが、科学的には集中に良いということが証明されているようです。
これはカフェだから良いのではなく、
重要なのは「意識の高い集団の中に身を置く」こと。
やっている内容は同じである必要はありません。
仕事でも趣味でも勉強でもなんでもOKです。
周りに集中して作業をしている人がいるという状況があなたを深い集中に導きます。
外でのリモートワークが許されているのであれば
一度チャレンジする価値はあるかと思います。
ただし仕事でカフェ等を利用する場合は、セキュリティに十分気をつけて行ってくださいね。
音楽を利用する
「仕事中に音楽を聴くなんてダメでしょ。。」
確かに職場で音楽を聴きながら作業をしているサラリーマンはほとんどいないですよね^^;
ですが音楽も使い方によっては集中の手助けになり得ます。
音楽のおすすめの使い方は以下の2つ。
- 作業開始15分前好きな音楽を聴く
- 作業中は自然音を聴く
音楽には気分を高揚させる効果があるため
作業開始前に聴くことで良い気分の状態で作業を始めることができます。
ただし、作業中に音楽を聴くと無意識に歌詞を意味を脳が処理してしまうため
慢性的なマルチタスクが出来上がります。
気分はよくなるので集中できて作業が進んでいるような錯覚になりますが
実際には効率が下がっていることがほとんどのようです。
母国語以外の歌を聴くといったことでもある程度緩和されるようですが
おすすめは自然音です。
森の音や海の音をイヤホンで流しながら作業をすることで
周りの雑音が消え集中しやすくなります。
特に上記で紹介したカフェ等の外で作業をする場合には効果があります。
とはいえ科学的には「集中したいなら無音が一番」という結論がでているようです。。
音楽は聴きたくないという人はノイズキャンセリング付きのヘッドホン等を買って
より無音に近い状態での作業を行うのが一番かもしれません。
作業中の音楽については以下の記事でも紹介しています。
次におすすめ
勉強中の音楽はNG!集中したいときに聴くべき本当のタイミングとは
まとめ
いかがでしたでしょうか。
集中するための環境作りはやり方さえ知っていれば
特別は技術も必要なくすぐに実践することが可能です。
これからリモートワークの機会はどんどんと増えていくでしょう。
自分にとっての集中環境を作って効率よく作業を進めていきましょう!
あなたにおすすめ
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