【ゴルフ】初ラウンドへ!最低限覚えるべきルール&マナーをご紹介

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今回はゴルフを始めて間もない、
近々初ラウンドだけどルールも
よくわからないしどんなマナーがあるの??
という初心者ゴルファー向けの記事になります。

とりあえずこれだけ覚えれば安心してラウンドは回れる!
というルールやマナーを集めてみました。

ラウンドがどんなものか不安。。

という方はぜひ参考にしてみてください。

まずは用語を覚えよう!「9つ」の基本用語

まずはルールやマナーを覚えるために
基本的な用語を確認していきましょう!

聞いたことがある用語も多いと思いますので
あまり難しく考えずに復習してみてください。

ホール

ホール

ラウンドするコースをホールと呼びます。

1ラウンドは全18ホールで構成されており、
9ホール回ってお昼ご飯、そして後半9ホール回る
といったプレーが一般的かと思います。

プランによりお昼休憩を挟まず18ホールやりきるといった
プレーも可能です。

ティーイングエリア(ティーグラウンド)

ティーイングエリア

各ホールごとの一番はじめのショット(ティーショット)を
打つために設けられたエリアです。

看板での案内もあり、
カートが自動でティーイングエリアまで行ってくれるような
ゴルフ場もあるので迷うことはないでしょう。

ティーイングエリアに立ったら難しいとこは考えず、
気持ちよくショットを打ちましょう!

OB(アウトオブバウンズ)

みなさんご存知のOB(オービー)です。

ゴルフをやらない人でも
1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

あらかじめコースとして設定されたラインを越えて
コース外に出てしまったことを意味します。

どこからコース外なのかはゴルフ場にあるコースマップで確認してください。

隣のコースまで行ってしまった時には大声で「ファー!」と声かけるのをお忘れなく。

オナー

オナー

オナーとはティーイングエリア(ティーグラウンド)から
最初にショットを打つ権利を持った人のことを指します。

一番初めのホールでは画像のようなくじを使って
順番を決めましょう。線がひとつの棒を引いた人がオナーとなります。
(初めのホールのティーイングエリア横に置いてあります)

パッティンググリーン

パッティンググリーン

カップのあるエリアをパッティンググリーンと呼びます。
単に「グリーン」と呼ばれることが多いですね。

ここは覚えるべきルールやマナーが多いのでしっかり覚えておきましょう!

ハザード

ハザード

ハザードとはコース上に設置された障害を指します。
「ウォーターハザード」とよく言いますが、バンカーもハザードのひとつです。

ハザードに入ってしまった時の対応は少しややこしいと思いますので
後述するルールをしっかり確認しておろおろしないようにしておきましょう!

ペナルティーエリア

ペナルティーエリアとはあらかじめ定められた
プレーを続行することが難しいようなエリアのことを指します。

ペナルティーエリアでは2つの選択をすることができます。

  1. その場からそのままプレーする
  2. 1罰打でペナルティーエリア外からプレーを続行する

救済を受ける場合は1罰打で続行となります。
(救済とはペナルティーエリア外にボールを移動させること)

例)ティーショットがペナルティーエリアに入り救済を受けた場合
打った1打+1罰打で次のショットが3打目となります。

ペナルティーエリアからのショットは当然難易度が高くなります。
はじめのうちは素直に救済を受けて
打ちやすい場所からプレーするのがおすすめです。

アンプレヤブル

アンプレヤブル

アンプレヤブルとはペナルティーエリア以外の場所で「打つのが難しい!」
というときに救済を受けることを意味します。

例えばとても高いバンカーや林の中など
ペナルティーエリアではないけど上手く打てる気がしない。。
というときにアンプレヤブルを宣言することで打ちやすい場所にボールを移動できます。

基本は1罰打ですが、バンカーからの救済では2罰打となるパターンも存在します。

プレイング4(プレイング3)

アマチュアだと何度もOBをしてしまったり、
崖を越えられないということがあります。

するとスロープレー(プレーに時間がかかること)になってしまい
後ろに何組も待っている!!
といった状況になってしまいます。

これを解消するためのルールがプレイング4です。

OBになってしまった場合などに打ち直すのではなく
コースの途中に設定された場所から4打目としてプレーを続行します。

ただしゴルフ場によりルールが異なる場合がありますので
プレー前に確認してみてください。
(ティーイングエリアに看板が立っている場合が多いです。)

覚えるべき「9つ」のルールはこれだ!

覚えるべき「9つ」のルールはこれだ!

初ラウンド!全部で何ホール?何打で回るの?

コースは全18ホールになります。

各ホールごとに目標スコアが設定されており、
「3打」「4打」「5打」で設定されたホールが存在します。

目標スコア-1で「バーディー」
目標スコア±0で「パー」
目標スコア+1で「ボギー」
目標スコア+2で「ダブルボギー」

とスコアにより呼び方が変わります。
他にもありますが、ひとまずこの4つは覚えておきましょう。

ティーイングエリアに到着!誰から打つ?

一番初めのショットはオナーから打つことになります。

オナーの決め方は以下の通りです。

  1. 1番初めのホールではくじで順番を決定する
  2. 2つめのホールからは前のホールで最もスコアが良かった人がオナーとなる

ちなみに2人目以降の人も基本的に同じルールとなります。
初めのホールではくじで決め、次のホール以降はスコア順で打順が決まります。

では、前のホールのスコアがみんな同じ場合はどうなるのでしょうか。

その場合にはさらに前のホールでのスコアで順番が決まります。

※以下のような順番になります

Player1 Player2 Player3 Player4
1H 4打 5打 6打 7打
2H 4打(★オナー) 4打(2番目) 3打(3番目) 4打(4番目)
3H 4打(2番目) 4打(3番目) 4打(★オナー) 4打(4番目)

ティーショットはみんなばらばら。次に打つのは?

ティーショットが終わったあとは
当然みんな別々の場所にボールが落ちますよね。

では次の2打目は誰から打つのでしょうか。

基本的にはカップから一番遠い人から打つことになります。
ただし必ず一番遠い人から打たなければならないわけではありません。

一番遠い人がショットの準備に時間がかかっているような状況などでは
カップ近くにいる人でも一声かけて打てる人から進めると
いうように臨機応変なプレーを心がけ、
できるだけスロープレーは避けるように意識しましょう。

ティーショットがOBエリアに!次のショットはどこから?

OBエリアにボールが飛んで行ってしまった場合の対応は
そのゴルフ場のルールに従いましょう。

通常OBの場合は1罰打でもう一度ティーショットを行いますが、
多くのゴルフ場ではスロープレーを避けるために「プレイング4」や
「プレイング3」といったルールを採用しています。

プレイング4のコースであった時にはコース中盤あたりに設置されている
特設ティーから4打目してプレーを続けましょう。

バンカーに入っちゃった!バンカー内でやってはいけないこと

バンカー内でやってはいけないこと

バンカーに入ってしまった場合、
初心者の方が気をつけなければなれないポイントがあります。

それは「アドレス時にクラブを砂につけない」ということです。
アドレスとはボールを打つ前の構えの状態のことを指します。

趣味やコンペの場合、つけたからといって厳しく言われることはないと思いますが
ひとまず「クラブを砂につけない」ということは覚えておきましょう。

ちなみにダウンスイング時には砂に触れても問題ありません。

「実際に打つ時以外はむやみに砂に触らない」と頭に入れておくと良いでしょう。

ハザードや木が邪魔で打てない!対応は?

ペナルティーエリア以外であればアンプレヤブルでの救済を受けることが可能です。

救済を受ける際、どこにボールを置くか迷うと思いますが、
「グリーンに近づかない」ことに気をつけて「膝の高さから」ボールを落としましょう。

実際のルールではもう少し細かく救済エリアが決まっていますが
正式な試合などでなければあまり気にせず上記2点を守るようにしましょう。

グリーンオン成功!マーカーはどう使う?

グリーンオンしたらパターによるパッティングです。

グリーン上にあるボールは拾い上げて砂を落としたり
向きを変えることができます。
が、拾い上げる前には必ずマークしなければいけません。

マークとはボールを元の場所に戻す際の目印のことですが、
この目印として使うのがマーカーです。

「拾う前にはマークする!」
必ず覚えておきましょう。

ペナルティーのエリアに入っちゃった。。どこから打つ?

ペナルティーエリアでは以下2つの選択肢を選ぶことができます。

  1. そのまま打つ
  2. 1罰打で救済を受ける

では救済を受ける場合、どこから打つのか?
ひとまず以下のように覚えておきましょう。

  1. 打った場所と同じ場所から再度打ち直す
  2. ペナルティーエリアに入った場所の横から打つ

ペナルティーエリアの横から打つ場合には

「ペナルティーエリアに入ってしまった場所からグリーンに近づかない」

ように気をつけてください。

カート道に転がった!そのまま打つべき?

カート道にボールが止まってしまった場合には「罰なし」での救済が認められます。

グリーンに近づかないようにボールをコース内に移動させてプレーを再開しましょう。

みんなが気持ちよくプレーするために!
覚えるべきマナー「5選」

覚えるべきマナー「5選」

人が打つときには喋らない!動かない!

これから実際にラウンドで経験することになると思いますが、
ショットの打つ時には小さな音やわずかな動きでも目に入ると
集中することができません。

自分以外の人を打つときにはなるべく目に入らない場所で
動かない!話さない!を意識してください。

パターのライン上は踏まない!

グリーンに乗ったボールはパターで転がしてカップを狙いますよね。
つまり常に地面と接地している状態になるので、ボールとカップをつなぐ
ライン上の地面の状態は直接スコアに関係してきます。

故意にライン上を荒らすのは言語道断ですが、
「気づかずに踏んでしまった!」
ということは初心者の方にはありがちなので、自分のボールだけではなく
他の人のボールがどこにあるのかということも意識できるようにしておきましょう。

パターのライン上に影を作らない!

意外と見逃しがちなところではないでしょうか。

前述した通り、パッティングでは地面の状態(ライ)がとても重要です。

上りか、下りか
スライスかフックか

うまい人ほど慎重にライを見極めています。

その途中にあなたの影があったらどうでしょうか。
ライが見づらいうえに集中も乱されて、
「ちょっとどいてくれ!」と怒られてしまうかもしれません。。

邪魔にならないよう、影はライン上に入らないように配慮しましょう。

カートを離れるときは複数本持っていこう!

これは初心者の方は必ず覚えておいた方がいいマナーです。

初心者の方はショットが定まらないことが多く、

「右に左にとあっちこっちに飛んで行ってしまう」
「トップしてすぐ近くに転がっていった」

なんてことは誰もがする経験です。

この時に打つたびにカートに戻ってきてクラブを変えてまたボールの方へ。。

とやっていると、時間がかかってしょうがありません。

バンカーに入ってしまった時、トップしてしまった時など
いくつかの事態を想定しカートを離れるときには
複数のクラブを持っていくようにクセづけておきましょう。

グリーンでは跳ねない!走らない!

10mのパッティングを決めた!
パーパットを決められた!

とても嬉しいと思います。

ですが、喜んで駆け寄ったりジャンプしてはいけません。

あなたの後にもそのグリーンでゴルフを楽しむ人がたくさんいます。
みんなが気持ちよくプレーするためにグリーンを傷つけるような行動は控えましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は初めてラウンドに行く際に気をつけておきたいポイントについて
ご紹介させていただきました。

最低限のルールとマナーを覚えることは大事ですが、
「みんなが気持ちよくラウンドできる」ことが一番大切だと思います。

あまり考えすぎずにゴルフを楽しみましょう!

※細かいルールも知りたい!という方はこちらの日本ゴルフ協会HPを参照ください。

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