この記事では心理学を用いて人生を豊かにするために私が学んだことをアウトプットし、また自身で実践した結果を記録していくことを目的としています。
目次
学習時に意識すべきたったひとつのポイント
あなたは学習をしたいと思った時、どんなことを意識していますか?
どんな学習でも共通して使える勉強法。
それはアクティブラーニングです。
アクティブラーニングとは読んで字のごとく「アクティブ(積極的に)」「ラーニング(学習する)」という意味です。
積極的に自分から学習することが学習効率を高めるということが様々な研究からすでに明らかになっています。
これは言われてみれば当たり前で、普段生活している中であなたも経験上頭ではわかっているのではないでしょうか。
「好きなスポーツの選手やゲームのキャラクターはすぐ覚えられるのに歴史上の人物の名前は全く覚えられない。」
似たような経験ありますよね?
好きなことや物については自分で調べよう、覚えようとするので当然興味のない項目に比べ記憶の定着が早くなります。
考えてみれば当然なのですが、まずは「積極的に学習することは学習効率をあげる」という当たり前のことを認識することが大事です。
「そんなこと言われても歴史や数学なんて興味ない」
「会社から無理やり資格の勉強をさせられている」
という人もいますよね。。
ということでそんな人でも使えるアクティブラーニングを行うための具体的な2つのテクニックを紹介します
。
アクティブラーニングのための2つのテクニック
テクニックその1「想起」
テクニックその1は「想起」です。
想起とは簡単にいうと「思い出す」という意味で、人は思い出すことで記憶に残ります。
好きなことは暇さえあれば思い出していますよね?
私たちの脳も思い出す回数が多いほど大切な情報であると認識して記憶してくれるようになります。
では想起するためにはどのような方法があるのでしょうか。
クイズ化
ひとつ目はクイズ化です。
学校のテスト勉強で、友達とクイズを出し合って確認した部分はなぜかよく覚えていたという経験はありませんか?
まさにこれです。
「といっても問題を出し合う相手もいないよ、、」という人も大丈夫です。
覚えたい項目を自分でクイズ化してみましょう。
自分でクイズ化しても。。と思うかもしれませんが、思った以上に人は物を忘れる生き物です。
下手したら10分後には自分の作ったクイズに答えられない。なんてことも全然あるので是非試してみてください。
例)学習時に意識すべきたったひとつのポイントは?
A.アクティブラーニング
分散学習
分散学習とは「復習の間隔を少しずつ長くしていく」という学習法です。
上記にある通り記憶に残すためには思い出す作業が必要です。
分散学習では学習した内容がおよそ90%まで減ったタイミングで復習を行います。
復習に良いと言われている間隔は次の通りです。
- 1〜2日後
- 7日後
- 16日後
- 35日後
- 62日後
細かすぎる。。という方は次の間隔を基準としてもOKです。
- 2日後
- 2週間後
- 2ヶ月後
これであればわかりやすく復習もやりやすいですよね。
この2つを組み合わせて、
①学習後には覚えたい内容をクイズ化する
②作ったクイズを分散学習の間隔で復習する
といったサイクルで効率よく記憶を定着させましょう。
テクニックその2「再言語化」
再言語化は学習した内容を自分の言葉で言い換えて理解度を深めるための方法です。
例えば「IPアドレスとはネットワーク上の住所のようなもの」といった感じです。
人は教えてもらったり本を読んで覚えたことを「理解した」と思ってしまいがちです。
社会人の方で、先輩や上司に教えられたことを「わかった」と思ったのにいざ作業に取り掛かってみると全然わからないといった経験はありませんか?
それが「流暢性の罠」と呼ばれる現象です。
流暢性の罠とは教えてもらったことや問題の解答を見て理解したと思い込んでこれ以上学ばなくても大丈夫だろうと考えてしまう心理のことで、これを続けているといつまでも実力が身につきません。
次の方法で再言語化を行い、流暢性の罠を上手に回避しましょう。
自己解説
自己解説とは覚えたい内容について「WHY (なぜ)」「HOW (どのように)」という2つの質問を自問自答していく方法です。
「再言語化はどのような方法があるのか(HOW)」⇒「自己解説」⇒「なぜ自己解説がいいのか(WHY)」⇒「解説することで理解できていない部分を洗い出せる」⇒…
といった具合に質問がなくなるまで自問自答を繰り返してみましょう。
自分で思っている以上に理解できていないことが多いんですよね。。
ティーチングテクニック
名前の通り、誰かに教えてみるというテクニックです。
プレゼンなどをしている人はわかるかと思いますが、人に説明するには自分が理解できていないと当然うまく説明することができません。
どうすればわかりやすく説明できるか、相手に伝わるかということを考えながら話すことで自身の理解度が上がっていきます。
ポイントは10歳児でも理解できるように説明するということです。
できる限り専門的な用語は使わず、誰にでも理解しやすい言葉を選びましょう。
一緒に学習する友達などがいる場合はそれぞれテーマを決めて、相手に説明してみるといった方法が効果的です。
教える相手なんかいないよ。。といった友達の少ない私と同じような人たちも安心してください。
このテクニックは架空の人物や人形相手に実施しても効果があるとのことです。
家族にバレて怪しまれないように気をつけながら実践してみましょう。
まとめ
- アクティブラーニング(積極的な学習)で効率よく学習する
- 想起することで記憶を定着させる
- 再言語化で理解度を深める
ミニクイズ
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