【残業が減らないサラリーマンへ!】集中力(レビュー)

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この本を読むと
  • 今すぐに集中力をあげる方法がわかる
  • 集中力を底上げするための方法がわかる
  • パフォーマンスが300倍に!?

基本情報

書籍タイトル

著者プロフィール

著者:井上 一鷹(いのうえ かずたか)
経歴:1983年生まれ。
慶應義塾大学理工学部卒業後、大手製造業を中心とした
事業戦略、技術経営戦略、人事組織戦略の立案に従事。
2012年に株式会社ジンズに入社。

今回初めてその存在を知りましたが、算数オリンピックというコンテストで小学生でアジア4位になった経験があるそうです!
子供の頃から勉強好きで頭の回転が早かったんでしょうね。。

概要

本書は冒頭で以下のような書き出しで話が展開されていきます。

  • 一流のエンジニアは一般的なエンジニアの「300倍」のアウトプット価値を持つ
  • 優秀なプログラマは一般のプログラマの1万倍の価値がある

いきなり惹かれるワードですよね!
これはグーグルの上級役員アラン・ユースタス氏とビル・ゲイツ氏が行った言葉だそうです。

優秀なエンジニアが実際に300倍の仕事量をこなしているのかはわかりませんが
少なくともそう言わせるだけの価値があるということですね!

いつかそんな風に言われてみたいものです。。

ではさっそく本書の内容についてですが、
全体的な流れは以下のような構成となっています。

  1. 働き方改革について
  2. 集中のための「環境作り」
  3. 集中を発揮する「取り組み方」
  4. 集中のための基盤「体調の整え方」
  5. 集中を引き出す「潜在能力の使い方」

まずは昨今問題となっている「働き方改革について」
全体の約1/3に渡り解説がされていきます。

・なぜ働き方改革が必要なのか
・なぜ働き方改革がうまくいかないのか
・なぜ働き方改革に「集中」が必要なのか

そして実際に集中力をあげるメソッドとして25個のメソッドが順に紹介されていきます。

本書では取り組みやすい順番に紹介がされているため
各章ごと、順番に実施することでしっかりと効果を実感できるよう構成されています。

また、即効性を求めるなら「環境作り」と「取り組み方」を、
集中力の底上げを求めるなら「体調」と「潜在能力」と

ほしい部分によってメソッドを使い分けやすい点もグッドです!

おすすめポイント

おすすめポイント

1.25個のメソッドから実施可能なものを選んで実践できる

この手の本を読んだとき、

時間がなくてできない方法 や
場所やルールの制約でできない方法

といった問題で知ってはいるけど実践できない!!
なんてことがよくあります。

本書では25のメソッドが紹介されており、
「ガムを噛む」「香りをコントロールする」等
比較的誰でも試せるメソッドも多く解説されているため

自分のできる範囲で試していくことが可能です。

2.ビジネスパーソンに特化したメソッド

本書は働くビジネスマンを対象に様々なメソッドが紹介されています。

「メールチェックは決まった時間に」
「コミュニケーションを取らない時間の確保」等

サラリーマンとして組織の中で働く方々に特におすすめです!!

3.ジンズが開発した「JINS MEME(ジンズ ミーム)」による実験結果

本書を読んでいてすごい!と感じたのは、
「集中」について論文や実体験をもとにした結果を紹介する本が多いですが
ジンズにて開発したメガネ型のウェアラブルデバイスを用いた大量のメタデータから
集中についての説明がされていたことです。

普段働いている人がどの時間にどのくらい集中しているのか、
自分では相当意識しない限りわからないと思いますが、

このデバイスによって正確にその結果が記載されています。

JINS MEMEについてはこちら

まとめ

まとめ

今回は働くビジネスパーソン向けにパフォーマンスを向上する
集中力についてのおすすめの書籍をご紹介させていただきました。

サラリーマンの方にとって「集中」はとても大事な要素だと思います。

特に優秀なサラリーマンであればあるほど、
質問や確認、突発的な作業等で集中を乱されることが多いですよね。。

本書は自身だけではなく、チーム全体のパフォーマンスをあげるためにも
使えるものとなっていますので、ぜひ一読して
「集中力」について今一度考える時間をとってみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

集中力に関するおすすめの本
ヤバい集中力

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