【一生物のスキルを手に入れたいなら!】超一流の雑談力(レビュー)

アイキャッチ
この本を読むと
  • どんなタイプの人とも途切れずに会話ができるようになる
  • 好かれる話し方を知ることで会話での衝突が減る
  • コミュニケーションでのストレスが減る

基本情報

書籍タイトル

超一流の雑談力
「超・実践編」

2016年10月25日 第1刷発行

著者プロフィール

著者:安田 正(やすだ ただし)
経歴:1953年生まれ。
株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役であり
ビジネスコミュニケーションの領域で講師、コンサルタントとして活躍。

1700社の研修と役職者1000人以上の指導と行ってきた方のようです。
まさにコミュニケーションの達人ですね。。

概要

本書は冒頭で以下のような書き出しで話が展開されていきます。

  • 「超一流の雑談」は人もお金の引きつける
  • 雑談とは「明確な目的」をもって行うもの

ではさっそく本書の内容についてですが、
全体的な流れは大きく分けて以下のような4部構成となっています。

  1. 相手を引き付ける「話し方」
  2. 相手を気持ちよくさせ話させる「聴き方」
  3. 交渉や謝罪での「説得のさせ方」
  4. 話題を操る「誘導の仕方」

まずは相手を引き付ける話し方で
会話を弾ませる方法や注目を引く方法が紹介されます。

一度会話の流れを作ることができたら次は相手のターン。
こちらは話題だけを提供し気持ちよく話してもらうためのテクニックが解説されます。

これだけでも雑談力としては十分に感じましたが、
本書ではさらに上級のテクニックとして相手を説得し
自分の思った方向へ雑談を導いていく方法までが説明されていきます。

おすすめポイント

おすすめポイント

1.前作を読んでいなくても問題なし!

本書は「超一流の雑談力」の続編となっています。

実践編を読む前に基本となる前作を読まなければいけないのか。。と思った方!
その必要はありません!!

本書の中では前作で紹介されたテクニックをおさらいしつつ
新しいテクニックが解説されているため、この一冊で完結するようにできているので
わざわざ購入して順番に読んでいく必要はなしです!

それでも読んでおきたい!というかたはこちら

2.テクニックだけでなく、日頃のトレーニング方法についても解説

本書の中では
相手をうなずかせるテクニックや
話を広げる自己開示など比較的簡単に使えるテクニックもありますが

オチをつける話し方
たとえ話で説得力をあげる方法

など「そんなのわかってても急に思いつかないよ!!!」
といったテクニックも紹介されています。

ですが安心してください!

日常の中でできるトレーニングも一緒に紹介されているので
簡単なテクニックで即効性を感じつつ、
少しづつ雑談力をあげられるようになっています。

3.雑談ネタとなる各都道府県別の名産リストを付録

雑談の中で大きな力を発揮するのが「共通点」

同じ誕生日!
同じ趣味!
同じ学校の卒業生!

その中でも特に盛り上がるのが「地元」の話題。

地元が同じとわかったとたん、周りがきょとんとしているのも気にせず
二人だけで盛り上がっていた。。なんてよくあります。笑

でも各都道府県の名産を調べるのもめんどくさい、、
といったあなたのために本書の最後に
それぞれの名産を記載した付録が付いています!

全て記憶するのは難しいと思いますが
まずは自分が気になるものから調べてみて
雑談の起爆剤として使ってみましょう!!

4.メールやLINE等文字ベースのコミュニケーションにも使える

紹介されているテクニックは
仕事などで顔を合わせた状態を想定して紹介されていますが
メールやLINEといったテキストベースのコミュニケーションにも応用が効きます。

むしろオチやたとえ話などの練習にはじっくりと考えられるので、
文字でのやりとりの方が向いていると感じます。

もちろん、表情や声のトーンがわからないぶん
伝わりづらい部分もあるかもしれませんが、
最初のステップとして文字ベースの練習はおすすめです!

5.一生もののスキルが手に入る

雑談は人が集団として生きていく限りおそらくなくなることはないでしょう。

そして雑談は年齢や職業に関係なく付いてまわります。

仕事の仕方や内容が多様化していくこれからの時代、
どんな分野でも力を発揮する「雑談力」は手に入れて損はしないはずです!!

まとめ

まとめ

今回は日頃うまく会話が続かない、何を話していいのかわからないといった
コミュニケーションについてのお悩みの方向けに
おすすめの書籍をご紹介させていただきました。

まわりの人たちとのコミュニケーションに困っている人は多くいても
「雑談」について深く考えている人はあまりいませんよね。。

ですが雑談は集団の中で生きるためのとても大事なスキルだと感じています。

サラリーマン時代、人が集まり、新しい仕事を次々と獲得してくる人たちは
やはりみんな雑談がうまく、
一見関係ない話から人脈を広げていたように感じます。

「超一流」とまではいかなくても、本書を読みトレーニングをつめば
何を話せばいいかわからない気まずい時間はきっとなくせることでしょう!!

最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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