本を読み終わったけど、「結局なにが書いてあったっけ?」
ってことありませんか??
本を読んでいる時間が楽しいから内容は関係ない!というかたであれば良いですが、
多くのかたは読んだ内容を自分のために生かしたいと考えていると思います。
今回は、本を内容を効率よく記憶して
読み直しをなくすためのテクニックを
「読む前」「読んでいる最中」「読んだあと」の3つにわけてご紹介します。
- 本の内容を頭に残す方法がわかる
- 何度も読み直して確認する必要がなくなる
目次から内容を想像する
まずは「読む前」の準備をしましょう。
読む前に大切なのは
この本にはどんなことが書いてありそうか
をいまの自分がもっている知識で考えてみること。
ポイントは以下です。
- 読む前に目次から内容を確認する
- 合っているかどうかは関係ない
- 想像と実際のギャップが記憶を定着させる
例えばいまから読もうとしている本の目次に「読書に速読は必要ない」
という章があったとき、
![](https://challengineer.com/wp-content/uploads/2018/10/jun.png)
![](https://challengineer.com/wp-content/uploads/2018/11/jyousi.png)
![](https://challengineer.com/wp-content/uploads/2018/10/jun.png)
ここで大切なのは、最後に「そういうことか!」と思うことです。
はじめに内容を想像せずに読んでしまうと、
同じ情報を得ても「ふーん」と流してしまうことでしょう。
これは情報を能動的に得ようとするか
受動的に与えられるかの違いです。
脳は自分にとって不要だと判断した情報はすぐに忘れるようにできているので
「ほしい情報なんだ」と脳に教える必要がある、
つまり能動的に情報を得ようとさせることで
記憶に定着させやすくすることができるようになります。
また、内容を想像することにより
本を読むためのモチベーションにもつながり一石二鳥です。
読書のモチベーションをコントロールする方法については
以下の記事のもまとめてますので、よければご覧ください。
あなたにおすすめ
章ごとに要点を自分の言葉でまとめる
つづいては「読んでいる最中」に記憶を定着させるテクニックです。
やりかたは簡単で、章をひとつ読み終えるごとに
この章でいいたかったことはつまり〇〇ということだな。
と自分なりの表現で章の要点をまとめてみる というものです。
学校の授業などを聞いていて、なるほどね!と思ったのに
いざ練習問題を解くとやりかたがわからない、、
といった経験ありませんか?
自分ではわかったつもりでも、
意外とわかっていない部分があったりするものです。
ここでも「わかった」と「わかったつもりだった」という
ギャップをみつけることが大事ということですね。
上記の「読書に速読は必要ない」を例に考えてみると、
次のようにまとめられますね。
![](https://challengineer.com/wp-content/uploads/2018/10/jun.png)
ちなみに要点をまとめるときは頭の中で構いません。
ただし難しいと感じるかたは、一度本を閉じて
内容を思い出しながら紙に書くことをお勧めします。
次に説明しますが、紙に書き出す(アウトプットする)ことでも
記憶の定着をうながせるため決して無駄な時間にはなりませんよ。
覚えたいことは必ずアウトプットする
最後は「読み終わったあと」にするべきテクニックになります。
それは「アウトプット」すること!!
人がなにかを身に付けるときには以下の3Stepが必要です。
- 情報を知る
- 得た知識を使う
- 繰り返すことで定着
つまり本を読むというのはスタートに立ったにすぎず
実際に使う(アウトプットする)ことをしないと自分のものにはなりません。。
サラリーマンの方であれば、説明資料を作っているときが
一番内容を理解すやすいといった経験もあるのではないでしょうか。
なぜかというと、以下のポイントを抑えるようになるからです。
- 相手に伝わるように順序立てて整理するから
- アウトプット先がはっきりすることで得るべき情報が明確になる
整理する段階で不明点があれば、当然調べることになりますから
さらに理解を深めます。
アウトプットする方法はたくさんありますが、
簡単にできるおすすめのやり方を2つご紹介します。
人に説明する
人に説明することで得られる最大のメリットは
「リアルタイムにレスポンス(反応)が返ってくる」ことでしょう。
あまり伝わっていない感じがする
質問されて、あまりわかっていなかった部分が見つかる
反応をみてすぐに修正しやすいので
身に付く速度も早いですね。
学校の先生が、説明がうまく、生徒の質問にポンポン答えるのも
生徒の反応をみながら
この「インプット」と「アウトプット」を何度も繰り返しているからです。
![](https://challengineer.com/wp-content/uploads/2018/10/jun.png)
問題ありません!
架空の人物との会話を想像することでも
アウトプットの効果が期待できます。
頭の中の自分でも、架空の人物でもおもちゃの人形でも構いません。
説明→質問→回答→質問→回答、、、
と繰り返してアウトプットの達人になりましょう!
ブログやSNSに投稿する
ブログやSNSに要点をまとめて投稿してみるのもおすすめです。
ブログは「始めるハードルがすこし高い」「文字を打つのがめんどくさい」
といった面もあると思うので、
そういったかたはTwitterなどを始めると良いです!
Twitterは一度に投稿できる文字に制限があるので
要点をまとめないとそもそも投稿できません。。
短い文字数で要点をまとめる練習にもなるのでぜひ試してみてください!
ちなみに話の要点をまとめるのが上手い人は
説明もうまくなります。
いつも相手にうまく話が伝わらない。。
と悩んでいる人にもおすすめメソッドです。
まとめ
![まとめ](https://challengineer.com/wp-content/uploads/2019/11/15731384588926-e1588137825615.jpg)
いかがでしたでしょうか。
最後にポイントをまとめておきます。
- 「読む前」に本を内容を想像する
- 「読みながら」内容を自分なりにまとめる
- 「読み終わったら」得た知識、要点を誰がに伝える
知識を入れるのは好きだけどアウトプットは苦手。。
という人も多いと思いますが、未来の自分のためと思って
一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、予想外の場外が手に入ったりするかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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